昨年は、ChatGPTの登場を契機に第4次AIブームを引き起こした生成AIの導入機運がCXならびにコンタクトセンターにおいても高まる一方で、正確性や倫理面も含めた不適切な回答の生成や社内情報の流出、学習データや著作権など、AIを活用する上での新たな課題も生まれました。業界全体を見ると、コロナ明けに伴うワクチン接種や給付金ビジネスなどの特需の終焉、他業界との競合も含めた採用難、システムに起因した個人情報漏洩など、CXやコンタクトセンターの運営に大きな影響があるような問題も数多く発生し、ITテクノロジーによる自動化、効率化、省力化はシステム部門だけではなく運用部門も一体となって考えていかなければならない喫緊の課題となっています。
AIやクラウド化など、CXやコンタクトセンターにおけるIT戦略を2024年にどう考えていくべきなのか?今回のCXセミナーでは、有識者やユーザー企業様によるパネルディスカッションを通じて、皆様と考えていきます。