コブラウズによる
リアルタイムの
コラボレーション
コブラウズを使用すれば、顧客とオペレーターが同じ共有ブラウザーを表示したり、制御したりできるようになります
コブラウズを使用すれば、顧客とオペレーターが同じ共有ブラウザーを表示したり、制御したりできるようになります
Web サイト上で問題を抱える顧客のサポートには、コブラウズと画面共有が有効です。 顧客がミッションや取引を完了できるよう、オペレーターは画面上を見ながら案内できます。
Web 訪問者に適切なボタンを示すことや、適切なフィールドを強調表示できるほか、許可をもらってユーザーに代わっての操作も可能です。そのすべてがサポートの迅速化につながります。
オペレーターにリアルタイムのコラボレーションツールを支給することにより、顧客をスムーズに解決に導き、Web サイト上のトラブルを解消します。
コブラウズは、Genesys Web Messaging の Web バージョンやモバイル Web バージョンで利用できます。スムーズで最新のアプリ内コラボレーション・ユーザー・エクスペリエンスを提供します。
オペレーターと顧客には相手のカーソルが表示され、それぞれ強調表示や注釈の追加をブラウザー画面上で直接行えます。 これは、情報を明確に伝達できる強力なツールです。
ポインタ操作や強調表示から完全な書き込みアクセスまで、適切なレベルでサポートできます。 より複雑な取引を支援する場合、読み取り専用モードから書き込みモードへの拡張が可能です。
重要な情報へのアクセスを確保できます。 ジェネシスのオール・イン・ワン・プラットフォームでは、オペレーターが顧客とのインタラクションに使用する画面に、顧客の背景情報や履歴情報も表示できます。
取引のセキュリティーを維持し、顧客のプライバシーを保護します。 設定可能なマスキング機能を使用し、クレジットカード番号など、オペレーターが閲覧する必要のない特定の項目を非表示にできます。
コブラウズの実装は簡単です。管理者がコブラウズのスイッチをオンにするだけで、Web ページに機能を追加できます。これは、Genesys Web Messaging の機能の一部です。
18.8%
Genesys のコブラウズ機能の利用により予測される、インタラクションの繰り返しの減少
Genesys(2023年)
サイトの設計が優れていても、Web サイト訪問者が取引を完了するためにサポートが発生します。 そのような訪問者には、コブラウズ機能や画面共有機能を使用して実践的なカスタマーサポートを提供できます。 チャネル・エスカレーションの最小化、離脱率の低減、顧客ロイヤルティーの促進、サービスコストの削減を実現しましょう。 問題を抱えているユーザーは、ブラウザーのページをコンタクトセンターのオペレーターやナレッジエキスパートと共有できます。 同時に、オペレーターやエキスパートと会話したり、Web メッセージを送信したりすることも可能です。 このようにして、オペレーターはユーザーに対し、必要な情報の検索方法を正確に示すことができます。
コブラウズセッションにより、視覚的な学習が可能になります。そのため、チャネル間でオペレーターと顧客とのコミュニケーションが容易になります。オペレーターは、ブラウザータブから Web サイト上の顧客にサポートを提供できます。コブラウズは製品デモからカスタマーサービスまで、あらゆる用途で効果を発揮します。すべてが 1 つのインターフェースで行われるため、オペレーターは顧客により異なるカスタマージャーニーを完全に把握することができます。
例えばライブ・チャット・セッションとして開始されたインタラクションを、電話にエスカレーションし、最終的にコブラウズや画面共有を使用してオペレーターが誘導し、解決します。 カスタマーエンゲージメントが向上し、あらゆる障壁が取り除かれ、Web サイトは一貫したビジネス成果の推進要因になります。
パズルの全ピースを集約できます。 オペレーターは、オール・イン・ワンのカスタマーサービス・プラットフォームを使用し、簡単に適切な情報を見つけることができます。 必要なものはすべて 1 カ所にまとめられています。 ツールキットにコブラウズ機能を備えることで、分断されたインタラクションがシームレスなジャーニーになります。
デモをご希望の場合はリクエストをお願いします。コブラウズと画面共有の動作を実際にご覧いただけます。 新しい Web コブラウズソリューションを使用すると、顧客や見込み顧客のジャーニーを誘導できます。 ユーザーがサイトを閲覧するのに合わせ、重要な情報やヒントを提示しましょう。 ユーザーとオペレーターの両方にとって、より良いオンライン会議を実現できます。
弊社担当より、折り返しスケジュール調整のご連絡をさせていただきます。
コブラウズ機能(画面閲覧コラボレーション)は、カスタマーサービスのオペレーターが顧客と同じ Web ページを同時に表示してナビゲーションできるようにするテクノロジーです。顧客の個人情報は表示されません。このツールは、顧客のリアルタイムサポート、プロセスのガイド、顧客が抱える問題のトラブルシューティング、Web サイト上のタスクの説明やタスクを完了するためのサポートに使用します。
コブラウズ機能の使用例としては、次のようなことが挙げられます。例えば、オンライン・バンキング・プラットフォームのカスタマーサービス・オペレーターが Web サイト上にある特定の機能を顧客が見つけられるようにサポートをしたり、取引を完了させる方法を伝えたりするなどです。オペレーターは顧客の画面を(機密情報を表示することなく)見ることができ、ボタンやフィールドを指し示し、プロセスをガイドするなど、リアルタイムでサポートを提供できます。
コブラウズ機能と画面共有はどちらも、リモートにいる複数のユーザーが同じ画面を表示できる機能です。コンタクトセンターの場合は、顧客とカスタマーサービスのオペレーターが同じ画面を見ることになります。しかし、コブラウズには、画面共有にはない機能があります。同じ画面を表示するだけでなく、より臨場感のあるコラボレーション体験を実現できます。コブラウズ機能の場合は、オペレーターが描画や注釈、画面制御など、さまざまなツールを使用することができます。これにより、カスタマーサービス・オペレーターは、顧客の問題を迅速に解決し、不満の軽減と顧客満足度の向上を図ることができます。
適切なカスタマーサービス・プラットフォームが導入されていれば、コブラウズ機能の設定は難しくありません。プラットフォームによっては、最初からソリューションに統合されているものもあります。とはいえ、(Genesys のように)元からコブラウズ機能を搭載しているプラットフォームであっても、活用する前に考慮すべき点があります。例えば、顧客に関する特定の情報は、オペレーターには見えないようにマスクする必要があります。マスクすべき情報は、個人情報(PPI)から資産状況まで多岐にわたります。コブラウズソリューションがこれらの情報をマスクする方法を備えていることが理想的であり、それを実装することはセットアッププロセスの一部と考えるべきです。
コブラウズ機能を利用すると、オペレーターは迅速簡単に顧客にサービスを提供できます。顧客が Web サイトの使い方で困っている場合、口頭で解決策を説明するのが困難な場合があります。また、顧客が問題を明確に説明できないために、オペレーターがそれを理解して解決することが難しい場合もあります。さらに、顧客がオペレーターの指示どおりに操作するのが困難な場合もあります。こうした意思疎通の問題を簡単に解決するのが、コブラウズ機能です。コブラウズ機能を導入すると、顧客は説明や指示の意味を理解できなくても、オペレーターに自分が抱える問題を示すだけで済みます。オペレーター側でも、問題の修正を試してみることができます。円滑かつ迅速なソリューションにより、顧客満足度も向上します。
はい。正しく実装されていれば、コブラウズ機能は安全です。高度なセキュリティー対策機能を搭載しているため、ログイン資格情報や社会保障番号などの機密性の高い顧客データがカスタマーサービス・オペレーターに表示されることはありません。コブラウズセッションでは顧客がコントロールを握っています。オペレーターが見ることができるのは、コブラウズセッションに関わる Web サイトのみで、画面全体や他のタブを見ることはできません。