「サービス方程式」でCX の最大化を目指す
事業所向けと一般消費者向けに通信販売を手掛けるアスクル株式会社様は、その名(明日来る)の通り翌日配送を掲げ、成長を続けています。通販会社にとってコンタクトセンターは顧客とダイレクトにつながり、カスタマーエクスペリエンス(CX)を向上させるための最も重要な顧客接点です。同社はコンタクトセンターの機能を常に最新に保ち、在宅化やオムニチャネル対応などの懸案を解決するために、クラウドベースのコンタクトセンターソリューションに移行しました。
アスクル株式会社には顧客サービスに関して「サービス方程式」という考え方があります。ひとつは「100-1=0」で、「たった一つのことができなかっただけで、全てを失うことがある」というもの。もうひとつは「100+1=1000」で、「基本をしっかり維持し、そこに何か1つ加えれば、お客様の大きな信頼を得られる」というものです。これは、ジェネシスが目指しているカスタマーエクスペリエンス(CX)最大化への取り組みとまったく同じ考え方です。
「これは、私たちのお客様対応における基本的な考え方です。これは『+1(プラスワン)マインド』と呼ばれ、コミュニケーターの研修では必ず取り上げられます。おかげさまでアスクルは、パンデミック下でも業績を伸ばすことができました。お客様の在宅勤務が進むなどの変化はありましたが、お問合せ内容自体に大きな変化はなく、アスクルに求められているものは変わっていないと考えています。」と、アスクル株式会社カスタマーサービス本部オペレーションシステム管理・運用サポート部長の大平 憲一氏は言います。