Genesys における
多様性、公正性、一体性とは
変化を起こす ― 一人ひとりができることを
変化を起こす ― 一人ひとりができることを
Genesys は、人材獲得方針における一体性を重視し、世界中の従業員において公平な比率にすることを目指しています。
Genesys の人材管理に関するすべての決定事項に一体性の原則を取り入れ、全社に DEI トレーニングを導入します。
多文化プログラミング活動を積極的に取り入れ、一体性と共感に満ちた環境を育みます。
地域間の格差を解消し、思いやりと共感を通して機会、教育、リソースへのアクセスを創出します。
Genesys では、インクルージョングループと各地域の DEI 諮問委員会のサポートを受けながら、従業員が自ら異文化理解を促進し、「One Genesys」の文化を構築しています。
こうしたグループモデルを進化させて、重要な経営施策に重点的に取り組めるようにしています。
事業を展開するすべての地域に DEI 諮問委員会を設置し、世界中の従業員間の文化的差異に対応しています。各地域(アジア太平洋、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南米、北米)の DEI 諮問委員会が、地域ごとに複数のインクルージョングループを積極的に運営しています。
Genesys のインクルージョングループは、少数グループのメンバーとその仲間たちがコミュニティーを構築し、彼らが取り組んでいる問題について提唱し、個人的な成長と職業上の成長を促進できるスペースを形成します。こうしたグループが DEI 諮問委員会を補完し、職場全体と管理職の割合に関する大きな目標を推進するうえで重要な役割を果たします。
ミッション:Genesys のアジア人従業員の割合、教育、つながりに焦点を当てた施策を実施することにより、アジア文化へのリスペクト、相互理解、受容を推進するプラットフォームの役割を果たします。
ビジョン:文化的な障壁や偏見を取り除くことで、従業員間の関係を強化し、職場環境を向上させます。アジア人従業員のキャリア開発、昇進、世界中の職場における目標達成を支援しています。
ミッション:在職中の黒人従業員のキャリア開発を目的としたフレームワークを構築しながら、将来 Genesys で働く黒人の人材のためのチャネルを構築します。
ビジョン:共感のコミュニティーを育み、社内外のコミュニティーの活動や取り組みから得た知識を活かして、黒人従業員固有の経験とアイデンティティについて教育し、真の自分らしさを肯定する文化を育みます。
ミッション:Genesys のラテンアメリカ系従業員の参画とキャリア開発を推進します。
ビジョン:ラテンアメリカ系の文化を共有することにより、Genesys 全従業員の、文化的意識を高めます。あらゆるレベルにおける公正性を確保するために、1 つのファミリーとして健全で一体性のある環境の実現に取り組みます。
ミッション:職能開発の公平な機会を創出します。LGBTQIA+ のエクスペリエンスに関する継続的な学習と理解を促進します。LGBTQIA+ コミュニティーに属する人々のために安全なスペースを作ります。すべての人々が職場で本当の自分を発揮できように支援します。誇りを持てる、大胆で一体性のある職場を目指します。
ビジョン:共感のコミュニティーを育みます。社内外のコミュニティーの活動や取り組みから得た知識を活かして、LGBTQIA+ 従業員固有の経験とアイデンティティについて教育し、真の自分らしさを肯定する文化を育みます。
ミッション:行動を起こし、変化を主導して女性の声を広め、学び合うことで個人の成長と職業上の成長を実現します。
ビジョン:テクノロジー分野の女性たちのコミュニティーを支援し、後押しすることで、男女平等を促進します。
ミッション:世界中の有色人種の女性の雇用、定着、昇進を推進するため、コミュニティーを提供し、有色人種女性が能力開発、目標達成を実現できる環境を整備していきます。
ビジョン:多様な背景、現実、ライフスタイルについての認知と教育を通じて、共感、つながり、文化理解に対する真の理解を推進します。相互に尊重し、オープンに対話できる文化を育み、多様な考え方と体験を推進、尊重できるように努めます。
Genesys は、従業員やお客様一人ひとりの考え方や違いを、総合的な力と考えています。グローバルな多様性を推進するほど、お客様や従業員のニーズに的確に対応することができます。Genesys は、事業展開している市場の多様性を従業員にも反映したいと考えています。過去数年にわたり、採用プロセスと調達プロセスの改善に取り組み、すべての募集職種の候補者を多様化させてきました。
24 年度も引き続き多様性を推進し、全世界の従業員の女性の割合が初めて 30% を超えました。また、少数グループが最も増加した年でもあり、全新入社員の 35% が有色人種でした。
多様な人材を採用し、昇進させることだけが、Genesys の目的ではありません。入社した人々が帰属意識を持てることも大切にしています。充実した暮らしを送るために重要な要素であり、好調な業績にも大きく反映されています。職場に対し帰属意識を持つ従業員ほど、出社することを楽しみにし、勤続年数が長く、人種を問わず公正に扱われていることが調査で示されています。私たちは多文化が持つ強みを重視し、この原則に取り組む企画とグループに投資しています。
帰属意識を測定する方法の 1 つに、インクルージョンスコアがあります。さまざまな従業員層やグループ間の公正性に関する感情を調査し、Genesys のグローバルな従業員母集団の感情にスコアをつけて、帰属意識を測定します。職場の潜在的な格差を把握し、改善策を特定することが目的です。
24 年度にインクルージョンスコアを Employee Experience Index™(採用から新人研修、退職手続きに至るまでの従業員エクスペリエンスを測定)と統合し、さらに進化させました。今後も、一人ひとりの従業員が自由に意見を言える職場作りに取り組んでいきます。
89
24 年度の全従業員の帰属意識スコア
24 年度は業界全体において課題があったものの、当社の帰属意識スコアは堅調で、全従業員で 89、女性で 90、米国における少数グループで 86 のスコアを達成しました。
多様性、公正性、一体性は、Genesys のアイデンティティとも言えます。従業員一人ひとりが公平な機会を得て、意見を聞いてもらえ、尊重され、理解されていると感じられる。そのような職場の実現に取り組んでいます。
Genesys は、「共感と一体性」を DEI の長期的施策の中心に据えています。この考えは、企業としての価値観と、従業員が日常的に実践している価値観の基本的要素に反映されています。従業員主導の草の根のアフィニティグループであれ、エグゼクティブエンゲージメントであれ、Genesys の文化は、「少数グループの人々も発言権を持ち、すべての人が尊重される」という価値観が土台になっています。
Genesys は、すべてのプロセス、ポリシー、システムを公平なものにするために、データに基づいて状況を把握してきました。データは稼働率を測定するためだけのものではありません。Genesys は、すべての人への共感と公平な機会の測定にもデータを活用しています。
Genesys のビジネスにおいて中心は人です。Genesys は、設計思考とアジャイルなプロセスから取り入れた原則を使用して、従業員からお客様に至るまで、あらゆる人々のエクスペリエンスを継続的に向上させています。エクスペリエンスを差別化することは、お互いに敬意を持ち、公平に接することでもあるからです。
Genesys は、真の変革を起こした従業員をチェンジメーカーとして表彰しています。この 4 年間で、DEI で卓越した能力を発揮した従業員を「Inspire Awards」で表彰してきました。この賞は、集団としての DEI の責任を促進するとともに、全従業員の中から、Genesys が目指す一体性の模範となった従業員を表彰しています。
チェンジメーカー:
Genesys に多様性、公正性、一体性をもたらした人物
クリス・タズウェル
ブリッジビルダー:
Genesys 内のさまざまなチーム、地域、コミュニティーをつなぎ、多様性、公正性、一体性を促進した人物
ヴァネッサ・リンチ
地域のヒーロー:
地域社会の発展、向上に貢献した従業員
ヴィック・オディター
一体性インクルージョンの卓越したリーダー:
Genesys における DEI 推進に貢献した経営者の一人
スコット・クラヴォッタ